採択を勝ち取る!「中小企業新事業進出促進補助金」事業計画書の書き方5つのポイント

中小騎乗新事業進出促進補助金第3回の申請受付が2月17日より開始します。皆様準備は進んでおりますでしょうか。

補助金の審査は、加点方式です。公募要領に記載されている「審査項目」をどれだけ満たしているかが合否を分けます。審査の要になるのはなんといっても事業計画です。特に第3回は競争が予想されるため、以下の5つのポイントを意識して事業計画書を作成しましょう。

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目次

①「新事業」の定義を明確にする

この補助金の最大目的は、既存事業の延長ではなく「新事業への進出」です。書き方のコツとしては、「当社にとって初の試みである」「業界でも珍しい独自の取り組みである」という点を、市場データや競合比較表を用いて客観的に証明することです。特に以下の点を意識しながら新事業の定義を明確化してみましょう。

  • 「新市場」への進出→今までの顧客とは異なる層をターゲットにしているか?
  • 「新製品・サービス」の投入→既存のものとは明らかに異なる付加価値があるか?

②説得力のある「ストーリー」を作る

審査員は多くの書類を読みます。何千という申請がなされる補助金ですから、当然1件の書類をじっくり読み込むわけではありません。そのため基本的なわかりやすさを心掛けることはもちろんのこと、「なぜこの事業が必要なのか」という物語が論理的で描かれているが重要です。

  • 現状分析(SWOT分析)→自社の強み、弱み、外部のチャンス、リスクを整理。
  • 課題解決のロジック→「市場に〇〇という悩みがある」→「当社の強みで〇〇を解決する」→「結果として収益が上がる」という流れを意識します。

③数値計画に「実現可能性」を持たせる

補助金には「付加価値額 年率4.0%向上」などの必須要件がありますが、単に数字を並べるだけでは不十分です。なぜその数字が示されるかの客観的な根拠が必要不可欠です。

  • 根拠のある売上予測→「単価 × 見込み顧客数」など、その数字にたどり着く根拠を具体的に示します。
  • リスク管理→「もし計画が遅れたらどう対処するか」などの不足の事態に対する対応策まで触れていると、計画の信頼性が高まります。

④「体制」と「スケジュール」を具体化する

「いつ、誰が、何をするか」が曖昧だと、ほんとうにこの事業は実施できるのか、不確実なものに思われます。実現可能性に疑問を抱かれないよう、下記の点を心掛けてみましょう。

  • 社内体制図→責任者は誰か、専任担当者は誰かを図解する。
  • 外部連携→認定支援機関(銀行など)や、協力会社との連携体制を明記。
  • ガントチャート→補助事業期間内(設備導入から実績報告まで)のスケジュールを月単位で記載。

⑤「読みやすさ」を追求する(図解・写真の活用)

審査員は必ずしもあなたの業界の専門家ではありません。中学生が読んでも理解できるくらい、専門用語を避け、視覚的に訴えましょう。

  • ビフォー・アフター→「導入前」と「導入後」の違いを図解で比較。
  • 写真・イメージ図→導入予定の機械の写真や、新サービスのイメージ画像を積極的に挿入。
  • 強調→重要な部分は太字やアンダーラインを活用して、パッと見てキーワードが飛び込んでくるようにします。

採択のためのチェックリスト

提出前に、以下の「審査のツボ」をクリアしているか確認してみてください。

チェック項目内容
整合性課題、解決策、購入する設備、売上の計画がすべて一本の線でつながっているか?
独自性他社には真似できない「自社ならではの強み」が活かされているか?
波及効果その事業が成功することで、地域の雇用や取引先に良い影響があるか?
賃上げ要件賃上げ目標を達成するための「具体的な原資(利益)」が確保できているか?
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