【2026年最新】中小企業省力化投資補助金(第5回)を徹底解説!人手不足解消の切り札「一般型」とは?

「現場の人手が足りない…」「効率化したいけれど、自社専用のシステムを導入する予算がない…」

そんな悩みを抱える中小企業の皆様の一助となるのが「中小企業省力化投資補助金(一般型)」です。

2026年2月からは第5回の申請受付が予定されています。制度の概要から具体的な要件、スケジュールまで、初心者の方にも分かりやすく解説します。

補助金事業公式HPはこちら

目次

「省力化投資補助金(一般型)」とは?

この補助金は、人手不足に悩む中小企業等が、IoTやロボットといったデジタル技術を活用した「専用設備(オーダーメイド設備)」を導入するのを支援する制度です 。

単なる既製品の購入ではなく、自社の作業工程や建物の構造に合わせて設計・開発された機械やシステムを導入することで、省力化(人手不足の解消)と付加価値の向上、そして賃上げにつなげることを目的としています 。

「カタログ注文型」との違い

すでに製品が決まっている「カタログ注文型」に対し、この「一般型」は、システムインテグレーター(SIer)等と連携して自社専用の設備をオーダーメイドで作り上げる点が特徴です 。そのため、審査はより厳正に行われますが、より自社の課題に直結した投資が可能です 。

どんな業種で使える?

日本国内に本社と事業拠点があり、法人登記されている中小企業・小規模事業者、個人事業主が対象です 。

対象となる業種は幅広く、以下のような分類が含まれます 。

  • 製造業・建設業・運輸業
  • 卸売業・小売業
  • サービス業(ソフトウェア、旅館業などを含む)
  • 組合関連(事業協同組合など)
  • 特定非営利活動法人(NPO法人)・社会福祉法人

※資本金や従業員数に上限があります。例えば製造業なら資本金3億円以下、または従業員300人以下が目安です 。

何に使える?(対象経費)

補助対象となるのは、以下の経費です。

カテゴリ具体的な例
機械装置・システム構築費(必須項目)自社専用のオーダーメイド設備の設計・開発費用
運搬費設備の運搬に必要な経費
技術導入費設備導入に必要な知的財産権のライセンス料など
知的財産権等関連経費特許権等の取得に要する弁理士費用など
外注費設備の加工や設計の一部を他社に委託する費用
専門家経費事業計画の策定や実施のアドバイスを受けるための費用
クラウドサービス利用費省力化に必要なクラウドシステムの利用料

まずはこの要件を確認!簡易チェックポイント5点

申請には、3~5年の事業計画を立てる必要があります。以下の必須条件をクリアできるか確認しましょう。

  • 労働生産性の向上
    • 年平均で4.0%以上向上させる計画か?
  • 賃上げの実施
    • 1人当たりの給与支給総額を年平均3.5%以上増加させる計画か?
  • 最低賃金のクリア
    • 事業場内の最低賃金を、地域の最低賃金+30円以上に設定しているか?
  • 一般事業主行動計画の公表
    • 次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画を公表している
  • 省力化指数の算出
    • 設備導入によってどれだけ業務時間を削減できるか、具体的な数値を算出できるか?

労働生産性とは…?以下の式で計算されます。
労働生産性 = 付加価値額 ÷ 労働投入量
 付加価値額 = 営業利益+人件費+減価償却費
 労働投入量 = 従業員数 × 1人当たり年間平均労働時間
簡単に言うと、「より少ない人数・短い時間で、より多くの利益や人件費の原資を生み出す」ことが労働生産性の向上を意味します。この補助金においては、省力化設備(ロボットやIoTなど)を導入することで、作業時間を短縮し(分母の削減)、それによって収益を維持・向上させる(分子の維持・向上)というストーリーが求められます。

補助金額と補助率

従業員数に応じて、もらえる補助金の上限が変わります。補助率は原則1/2ですが、小規模事業者や再生事業者の場合は2/3に引き上げられます。

従業員数補助上限額(通常)補助上限額(大幅賃上げ特例時)
5人以下750万円1,000万円
6~20人1,500万円2,000万円
21~50人3,000万円4,000万円
51~100人5,000万円6,500万円
101人以上8,000万円1億円

補助率とは…
新規事業の対象経費に要した金額がすべて補助金で賄われるわけではなく、一定の負担割合が発生します。この割合を補助率と呼び、具体的な補助金額は以下のように計算されます。
補助金額=新規事業の補助金対象経費×補助率

補助金の申請スケジュール

第5回公募の具体的な申請受付期間は、今後公式サイトで順次発表されます 。全体の大まかな流れは以下の通りです 。

  • 事前準備: GビズIDプライムアカウントの取得(数週間かかるためお早めに!)
  • 応募申請: 電子申請システムにて事業計画を提出
  • 審査・採択: 外部有識者による審査を経て、補助金交付候補者が決定
  • 交付申請・決定: 内容の精査を経て、正式な補助金額が決定
  • 事業実施: 設備の導入・支払い。(交付決定日から18か月以内)
  • 実績報告・確定検査: 完了報告を行い、事務局による現地調査を受ける
  • 補助金の請求・支払い: 検査合格後、補助金が振り込まれます

まとめ:早めの準備が成功のカギ

この補助金は、申請前に「GビズIDプライムアカウント」の取得が必須です。また、オーダーメイド設備の導入にはSIer等の協力会社との綿密な打ち合わせも欠かせません。

「自社のこの業務、自動化できるかな?」と思ったら、まずは公募要領を読み込み、信頼できるパートナー探しから始めてみてください。

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